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- 2021.08.15 Sunday
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中庭みかな 名義でのおしらせです。
幻冬舎コミックス・ルチル文庫さんから新しく文庫を出していただきます。
タイトルは「ディアレスト」、2020年7月17日発売予定です。
出版社さんのページはこちら↓
https://www.gentosha-comics.net/book/label/cat6/rb/605032.html
「大丈夫、おそばにいます。
おれの命があるかぎり。たとえ命を失ったあと魂だけになっても、ずっと」
お屋敷の一人息子(ロシェル:天使のように美しい我儘坊ちゃん)
×
彼の幼馴染で「小さな執事」(キオ:母性強めのしっかり者)
欧風クラシカルな世界観を舞台にしたファンタジー、ではあるのですが、内容としてはそこまでガチガチなファンタジーというわけではなく、不思議な存在がまだちょっと残っている世界で起こる人間模様のお話、といったほうが近い感じです。
(魔法使い的な人が出てくるので その辺がファンタジー)
幼馴染で小さな頃からずっと一緒にいたふたりなので、一言で「恋」のお話として語るよりも、お互いを世界でたったひとりの大切な人だと想う、純粋な愛着を描いたお話、というのが適格かもしれません。
キオとロシェルのふたりが、ただ「大好き」な仲良しでいられた閉じていた世界が、ロシェルの婚約者がお屋敷を訪れたことをきっかけに、少しずつ変わっていこうとして……というストーリーです。
攻めのロシェル様は幼少時に受けたとある「魔法」の影響によって欠けた心を持つがゆえ、我儘で癇癪もちで不安定な情緒を持った人嫌いではありますが、受けのキオのことだけ大好きという そういう攻め様がお好きな方はぜひよろしくお願いいたします。
受けもまたそんな攻め様のことが大好きで、愛ゆえにいろいろ悩んだり迷ったりしてしまう いつも私が好んで書く感じの子です。笑
イラストをご担当くださったのは野ノ宮いと先生です。
切なく甘い色合いのカバーと口絵のイラストをはじめ、繊細で美しく愛らしい挿絵でどのシーンも華やかに描いてくださっています(色っぽいシーンのキオがとっても可愛いんですよ……)。
ロシェルの美しさとキオの可愛らしさはもちろん、どの登場人物も素敵に描いていただいてほんとうに嬉しく思います。ありがとうございます!
お話を彩ってくださる静謐で美しいアンティーク風の世界観、ぜひご堪能いただければ幸いです。
<特典について>
■コミコミスタジオさん
https://comicomi-studio.com/goods/detail?goodsCd=G0100150002000108507#
SSペーパー(両面)を付けていただきます。
キオがロシェルの髪を切ってあげるお話を書きました。
■電子書籍版 おまけSS
https://www.gentosha-comics.net/news/2020/07/20070802.html
電子書籍版は紙書籍版と同じく7/17に発売になります。
こちらには「よろこびの花」というタイトルの、ロシェル視点のお話を書きました。
本編の補完(?)的な読み方もできるお話かと思いますので、ご興味ありましたらぜひそちらもよろしくお願いいたします。
<ルチルレーベル連動フェアについて>
こちらの作品は「ルチルレーベル連動フェア 書き下ろし&描き下ろし小冊子応募者全員サービス」対象作品です。
https://rutile-official.jp/blog/rutile-bunko/4819.html
豪華執筆陣の方々に混じってひっそりと 私も「ディアレスト」のSSで参加させていただく予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
長くなりました…
いろいろと大変な世の中ですので みなさまどうかご無事で お健やかにお過ごしください。
今年の夏こそ書きかけのお話を完結させたいと思っています。
またお会いできると嬉しいです。